どうも、桜上水です。
旧司法試験受験生の頃は予備校HPに「合格推定点」なる忌まわしい数字が発表されており、にも拘らず予備校によって解答速報に2~3の差異があったりで、いつもボーダーライン付近に居た僕は振り回されていたものでした。
まぁ一度も択一通らなかったんですけども(汗
終わってしまった試験を後になって大騒ぎしても得点は変動しないわけで、論文試験が切り離されて夏開催だった旧試験であれば、一定の意味のある大騒ぎだったのでしょうが、一挙に実施される新試験では「取り越し苦労」ないし「後の祭り」になるわけで、法務省発表をひたすら待つ方が余分に心を揺らされない分、精神衛生上良い方策だと思ったりします。
とかなんとか言って某掲示板は書き込まないまでも見ている訳で、人のこと言えないんですけど。
さて、@表題
これからロースクールに進まれるという方もいらっしゃるでしょうし、現在ロースクールに通っている方もいらっしゃるでしょうので、少々エグい話をば。
「ロースクールと言えば?」と問われて3番目位にはランクインしそうなのが、学費の高さ。国立ロースクールならば私立より3割程度安価ではありますが、4年生大学を出てから3年(短期なら2年)の間更に学費がかかるというだけでも、「スネカジリ」の肩書きは確実です。
「俺(私)は自分で稼いだ金でロースクール通うんだから文句あるまい」という方も含めて、以下は一応ご了解頂いた方が良い数字だと思います。
後になってからにっちもさっちも行かなくなるのは悲劇ですし。
◆学費
入学金+年額×3(もしくは2)
私立:120~150が年額
国公立:80あたりが相場年額
入学金は20~30が相場
→私立計400前後/国公立計250前後
◆教科書等書籍代
年間10~20
→私立・国公立を問わず3年間なら50万前後
◆模擬試験等
最終学年に択一模擬試験を3回受験するとして5万円、予備校模擬試験はフルセットで5~6万円×回数
→模擬試験にかける平均額は8万円くらいにはなりそう。
これに予備校の講座が受講した分だけ上乗せ
→20~30万円位はもっていかれそう。つまり、「模擬試験等」の費目では25万円位かかってしまう。
◆生活費
暮らしのレベルにより。
ロースクールが遠くて勉強に支障が!という学生はロー付近への引越しをも計算に入れてください。
◆その他
ノミュニケーションも大切だし、ストレス解消だって大切。
→年間にならすと20万円位はかかるんじゃなかろうか。→+60万円
□結論
私立実家生なら400+50+25+60+30(交通費等)=565万円 と生活費
私立一人暮らし生なら565(実家生の交通費分は引越し代へ変換)+家賃×36 と生活費
国立実家生なら565-150=415万円 と生活費
国立一人暮らし生なら415+家賃×36 と生活費
ということに。
実家生なら生活費の類はかからないかもしれませんが、いずれにしても膨大な費用がかかることは明らかです。
これに加えて試験地が遠い場合には旅費や近隣ホテルの宿泊費等も加算されますし、ご家庭をお持ちの方はロースクール通学期間の家族の生活費が必要ですから、これも計算しなければなりません。
…なんだか暗い話になってしまいました。
で、このような現状を知ってた頂いた上で、対処策としては
・ガッチリ貯蓄してからロースクールに入る
・奨学金を借りてしのぐ
・学校毎に用意されている優遇措置を狙って頑張る
というものが考えられそうです。
貯蓄については多くを語ることができませんが(何せスッカラカンな自宅生なもので)、奨学金を借りてしのぐことについては日本学生支援機構奨学金の1種と2種が用意されていますし、大学毎に各種奨学金があるものと思います。収入要件によって貸与資格が定まるものが多いと思われますので、奨学課への相談で悩みが解消することも多いと思います。
また、優遇措置も学校毎に色々あって、与えられる奨学金(返還しなくてよい)とか、授業料半額免除とか、全角免除とか諸々あるようですので、ガツガツ優遇措置をゲットして学費を減らすことも可能になります。
とまぁ、仮に隣人が居たとすれば、「隣のガキはよく金喰うガキだ」と思われそうなロースクール生活、名家の生まれの彼にも一度同様の境遇でもって味わってもらえれば、豆鉄砲でも食らった顔をされるのでは?とか思ってみたり。
お後がよろしいようで。
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