検証も大切です。
どうも、桜上水です。
別件が見事今朝未明に納期をちょい過ぎて終了し、ほっと一息をつきつつ、本日24時が別途の大切なゼミの締切でありまして、さて大丈夫なものかと少々の不安に駆られております。
…「ブログ更新する暇あるじゃねぇか」という至極ごもっともなツッコミは聞かなかったことにするとして。
さて、@表題。
勉強方法は複数人で集まって検討すれば「三人寄れば文殊の知恵」式に素晴らしいものができるかといえば、実はそういうものでもなく、参加メンバーの個性とか場の雰囲気とか音頭を取る奴の勢いみたいのも多分に影響するのでありまして、『絶対的王道』はそもそも存在し得ないものだと考えています。
で、その検証方法なのですが、本年度で言えば法学セミナー644号(2008年8月号)やら受験新報690・691号(2008年8月号・9月号)あたりの新司法試験の分析記事を読んでみると、「○○の傾向がある」、「××の勉強は欠かせない」とかのご指摘がなされていたりするのでありまして、これがそのまま勉強方法・ゼミ運営方針の参考になるわけです。
何故かといえば、目先の目標(本来の目標は新司法試験よりも2回試験よりもずっと向こうの実務に出てから先にある筈ですので)であるところの新司法試験の出題を分析して、そこから出題者が求めているラインに達するように勉強することは、あらゆる意味で間違っていない方法になりますので、当然に参考にできる記事な訳です。
このように新司法試験の分析を参照しながら自らの勉強方法を検証することで、少なくとも「間違った方向に邁進すること」を回避することができますし、安心して勉強を進めていくことが可能となります。その意味で常に検証を続けていくことが大切だと思うのです。
この点で新司法試験の論文出題趣旨が9月後半に公開されること、ヒアリング結果が発表されるのがずっと遅いことについては在学生・受験生へのメッセージ的に遅すぎだと思っています。だって出題趣旨って5月の試験後に即公表しても本来は何の問題も無いんでしょうし。ヒアリングは多めに見ても10月位には公表して欲しいものです。
と不平を述べても始まりませんので、身近で手に入るレベルで分析記事を読んでみる→勉強方法にフィードバックというのをオススメします。
短答式試験に関しては上記受験新報などで「基本書を使って解く短答式試験」とかいう特集記事も組まれますし、答えが明確なだけにメソッドも立てやすいと思います。
○条文と百選の重要度が増した。
○よって条文の素読+百選のチェックは王道パターンになりつつある。
○憲法50点、行政法50点、民法70点、民訴40点、商法40点、刑法50点、刑訴50点の配点から見ても、取り敢えず民事系は大きなヤマ
○民訴と商法は勉強量がモノを言い、点数を取りやすい(ものの皆が手が回っておらず差がつく)
○行政法に関しては平均点も低止まりの傾向
等
「そりゃそうだ」という感じもしますが、分析には時間がかかりますから、シンクタンクというか、雑誌の編集の方にやっていただくのが便利で、あとは美味しく結論を頂戴しましょう。貴重な時間ですから。
そうそう、それからもう一つ。
合格者から得られる情報というのも貴重です。何せもう合格しているものだから、勉強方法については喜んで語ってくれますし、自分達の勉強方法について質問をしてみても、厭わずに率直な感想を述べてくれます。若干の自慢話も笑顔で聞き流せる胆力さえあれば、身近で貴重な情報源であることに間違いはありません。
特に一度失敗してから二度目で成功した合格者は一度目の失敗時に心底凹みつつ立ち上がっているわけで、なんと言うか「受験メソッドにおける生きるバイブル」のような方法論を体得していること間違いありません。どのように凹んだか、そしてそこからどう立ち直ったのか、立ち直る過程で何を考えたか、合格を勝ち取った際の「去年と違う自分」は何か、勉強方法は?と沢山の質問をぶつけることでバイブルから沢山の情報を引き出すことが可能になるのです。
こちらも9月末頃には比較的体が空く(合格発表後は書類集め+提出で忙しいらしい)ようなので、上記の公式な出題趣旨と併せて夏以降の勉強に役立てていけば、必ずや「自分なりの王道勉強法」が確立できることと思います。
予備校がやんややんやと短答式試験の難化を騒ぎ、周囲も色めき立つとは思いますが、勉強するのも、受験するのも自分でしかありませんから、うかれず、騒がず、まっすぐに自分の道を歩かれますよう。


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